【本日のご相談：ご主人様との思い出の羽毛ふとんをお手入れ】

こんにちは！

 

毎年夏の間に羽毛ふとんのお手入れをする方が多いのですが、今回も羽毛ふとんのお手入れのご相談です。

ご主人様が使われていた羽毛ふとんをご主人様が亡くなられたあと奥様が使われていて、生地が傷んできたのでリフォームをしたいとご相談いただきました。

 

ご主人様のために購入したのにそんなに使うことなく亡くなられたそうで、その後奥様がずっと大切に使われていたそうです。

羽毛ふとんのリフォームはご使用後10年を過ぎてからお持ちになる方が多いので、ご相談の際は色々な思い出話をお聞きすることがあります。

 

ご結婚の時に持たせてもらった羽毛、お家を建てた際にもらった羽毛、亡くなった奥様が大切にしていた羽毛など、おふとん1枚1枚に色んなエピソードがあり、皆さん懐かしそうにお話ししてくださいます。

 

今回もそんな大切な思い出の羽毛ふとんをこれからまた長くお使いいただくために、しっかりめのリフォームをご提案させていただきました。

元の羽毛ふとんの写真は残っていないのですが、リフォーム後の羽毛ふとんがこちら

羽毛のリフォームで一番多いのが

『リフォーム前の羽毛ふとんの方が軽かった』

というトラブルです。

 

生地の重みは掛け心地に関わるので、サカタツではお持ちいただいた羽毛ふとんと同じくらいの重さの生地でお見積りをいたします。

 

今回は、片面がシルク生地でしたので通常の生地ではなく掛け心地が変わらない、もしくは以前よりもふんわりと軽くなる生地をオススメしました。

 

中のダウンも元々入っていたものと同じランクのものを使い、仕上がりはこれから先カサ減りがあまり気にならないくらいの重量にしました。

リフォームのやり方は色々あるのですが、新しいダウンがどれだけ入るかでリフォーム後の耐久性が変わります。

 

私はせっかくお金をかけてリフォームするなら少しでも長く使えた方が良いと思っていますので、お客様には新しいダウンを足すことをおすすめしています。

もちろん足し羽毛がなくてもダウンの量があればリフォームできる場合もありますので、そのあたりのご予算的なことはお尋ねください。

 

今回の場合は綿の軽量生地でポーランドマザーグースを400g足して1.4kgに仕上げましたので、15〜20年くらいご使用の羽毛ふとんもこの先10年くらいはカサ減りせずにお使いいただけると思います。

まだ冬は来ませんが、この羽毛ふとんであたたかくおやすみくださいね。

思い出を新しい形に変えるお手伝いができて嬉しかったです。

 

 

当店のリフォームは生地もダウンも仕上がりも自由に選べますので、思い通りの仕上がりすることが可能です。

思い出の大切な羽毛ふとんをリフォームする際はぜひご相談くださいね。

 

 

 

 

 

 

当店では、西川のオーダー枕、羽毛ふとん、敷きふとんやオーダーマットレスもご自由にお試しできます。

ネットで検索してから、実物をお試しにご来店いただく方も増えてきました。

 

最近はありがたいことに西尾市だけでなく、安城、岡崎、半田、知立、大府などからもご来店いただくことが増えています。

 

ご来店の際、ご予約いただくとお待たせせずにご案内いたします。

特に、オーダー枕は2時間ほどお時間をいただきますので、ご予約いただきますとお待たせせずにご案内いたします。

ご予約はこちらから

 

 

 

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